大学生活と教習所は両立できる?
社会人になるまでには取得しておきたい人も多いであろう運転免許証ですが、大学生活をエンジョイしたいのも本音。アルバイトや授業、趣味の活動などが忙しく、両立が難しい場合もあるでしょう。そこでここでは、免許を取得するまでの期間についてお話します。取得するタイミングや通い方などについても詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
普通自動車免許取得までにはどのくらいかかる?
まず、普通自動車免許を取得するまでにかかる期間について。これは主に「通学」か「合宿」かによって変わってくるのですが、それぞれの一般的なスケジュールから考えてみましょう。
自動車学校に通学して普通自動車免許を取得する場合
まず、自動車学校に一定期間通学して免許取得を目指す場合。これは最短で1~2か月程度だと言われていますが、3か月~半年程度かかることも多いようです。MT免許はAT限定免許より教習期間が長い傾向があるため、チェックしておきましょう。
また、一般的には入校してから9か月間の「教習期限」が定められているほか、修了検定から3か月以内に仮免許取得、仮免許取得から6か月に卒業検定に合格といったスケジュールも定められているので、長くても1年ほどで取得することになりますね。
自動車学校の合宿プランを利用する場合
集中して免許取得に取り組む必要はあるものの、その分短い期間で終えられる合宿プラン。対応しているかどうかは自動車学校によりますから、気になるスクールのサイトを確認してみてください。
期間としては、一般的に2~3週間程度。ただし、泊まり込みで教習を受けなければならないため、大学やアルバイトのスキマ時間を利用して勉強したい方は注意が必要です。
事前に二輪免許を取得していると、大幅な時間短縮に
バイク(自動二輪)の免許を取得している場合、学科はほぼ免除されます。教習時間に関しても短縮が見込めるので、事前に取得している方はかなりスピーディーな取得が期待できると思って良いのではないでしょうか。
普通自動車免許はどのタイミングで取得すればいい?
大学に通いながら普通自動車免許を取得するのは、決して簡単なことではありません。アルバイトや趣味などに精を出していたらいつの間にかタイミングを逃し、もう就活が始まってしまう…!なんて恐れも。では、タイミングとしてはいつがおすすめなのでしょうか?
できれば大学1年生!早いうちから考えておこう
免許取得を希望するなら、大学1年生から考えておくのが良いでしょう。1年生は大学に慣れるのに精いっぱい、と思うかもしれませんが、夏以降になると大分余裕も生まれてくるはず。2年生以降は授業の内容が難しくなったり、サークル活動が本格化したり、卒論ゼミや就活準備などが始まったりでタイミングを図りにくいのです。
夜間教習に対応しているか、送迎バスなどもチェックポイント
両立するポイントは「夜間教習をうまく使えるか」、「学校や自宅まで運行している送迎バスがあるか」など。スクールによっては18時以降の夜間教習を受け付けている場合があるので、学校やアルバイト、サークル帰りの時間を活用できます。大学から距離のある自動車学校でも、送迎バスに対応していれば無理なく通える可能性がありますから、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。
予約を確認!教習所の通い方
教習所の通い方は、どのスクールでも基本的には同じです。「希望する時間に教習の予約を入れる」だけ。昨今では窓口だけでなくネット予約が可能なスクールも多く、専用アプリで予約やキャンセルを簡単に確認できることも。ただし、教官等の都合上スケジュールが合わない場合もあるので、そんな時はキャンセル待ちを利用して効率よく進めるのが良いでしょう。
スケジュールをお任せできるプランも!
スクールによっては、自分でスケジュールを調整しなくても教習所が最短プランを組んでくれるコースを設けていることもあるようです。ある程度時間に融通が利く方、手厚いサポートを受けたい方は、そういったプランの有無を重視して自動車学校選びをするのもおすすめですよ。